ラズベリーパイを使って電子工作をしたい!!
と思ったが、幾つも種類があってどれを選べば良いか分からない・・・。
僕自身、電子工作をしたことがなくラズベリーパイも名前を知っている程度で、いざ買おうと思っても種類が多くて初心者に適したのがどれか分かりません。
いきなり高くて性能が良いのを買っても宝の持ち腐れになってしまうし、かと言って安すぎるのは性能が心配だし・・・。
そんな思いからラズベリーパイを価格と性能で比較してまとめてみました!
本記事はこのような人を対象にしています。
- ラズパイの種類が多くて困っている
- どのラズパイを選べば良いか分からない
Contents
ラズパイの種類
まずはどんな種類があるのか見ていきます。(2020/7/30現在)
- Raspberry Pi 1
- Raspberry Pi 2
- Raspberry Pi 3
- Raspberry Pi 4
- Raspberry Pi zero
どうやら大きく分けるとラズパイは5種類あるみたいです。
さらにこの5種類から細かくmodel A+,model B,model B+,・・・と分けられるっぽい。
いやもう困っちゃいますね。
古い方が性能が良くないと思うので、とりあえず発売順に並べてみます。(ソースはWiki)
発売年 | 型式 |
2012年 | Raspberry Pi 1 B |
2013年 | Raspberry Pi A |
2014年 | Raspberry Pi 1 B+ |
2014年 | Raspberry Pi 1 A+ |
2015年 | Raspberry Pi 2 B |
2015年 | Raspberry Pi Zero |
2016年 | Raspberry Pi 3 B+ |
2017年 | Raspberry Pi Zero W |
2018年 | Raspberry Pi Zero WH |
2018年 | Raspberry Pi 3 B+ |
2018年 | Raspberry Pi 3 A+ |
2019年 | Raspberry Pi 4 B |
うーーん、やっぱり多い・・・。
あまり昔のモノは性能の差が大きいと思うので、2015年以降の型式(色が付いている箇所)に絞って価格や性能を見ていきたいと思います。
価格と性能
2015年以降の発売日順に性能と価格を、ラズパイ代理店ショップのサイトを参考にして見てみます。
なお、自分が大切だと思う仕様を簡単にざっくりとまとめてます。
Raspberry Pi 2 B (2015年発売)
価格:4,840円
CPU | 4コア(900MHz) |
メモリ | 1GB |
電源 | micro-USB B |
サイズ | 86×56×17mm |
出力 | HDMI |
USB | USB2.0×4 |
メモリーカード | micro-SDカード |
Wi-Fi | なし |
Raspberry Pi Zero (2015年発売)
価格:660円
CPU | 1コア(1000MHz) |
メモリ | 512MB |
電源 | micro-USB B |
サイズ | 65×30×5mm |
出力 | mini-HDMI |
USB | USB2.0(micro-USB)×1 |
メモリーカード | micro-SDカード |
Wi-Fi | なし |
注意
1人1個しか購入できない!
Raspberry Pi 3 B+ (2016年発売)
価格:4,950円
CPU | 4コア(1.4GHz) |
メモリ | 1GB |
電源 | micro-USB B |
サイズ | 85×56×18mm |
出力 | HDMI |
USB | USB2.0×4 |
メモリーカード | micro-SDカード |
Wi-Fi | あり |
Raspberry Pi Zero W (2017年発売)
価格:1,320円
CPU | 1コア(1000MHz) |
メモリ | 512MB |
電源 | micro-USB B |
サイズ | 65×30×5mm |
出力 | mini-HDMI |
USB | USB2.0(micro-USB)×1 |
メモリーカード | micro-SDカード |
Wi-Fi | あり |
注意
1人1個しか購入できない!
2015年発売のzeroとは違いWi-Fiあり!
Raspberry Pi Zero WH (2018年発売)
価格:1,848円
CPU | 1コア(1000MHz) |
メモリ | 512MB |
電源 | micro-USB B |
サイズ | 65×30×5mm |
出力 | mini-HDMI |
USB | USB2.0(micro-USB)×1 |
メモリーカード | micro-SDカード |
Wi-Fi | あり |
注意
以前のzeroシリーズとは違い購入制限なし!
Raspberry Pi 3 B+ (2018年発売)
価格:4,950円
CPU | 4コア(1.4GHz) |
メモリ | 1GB |
電源 | micro-USB B |
サイズ | 86×56×18mm |
出力 | HDMI |
USB | USB2.0×4 |
メモリーカード | micro-SDカード |
Wi-Fi | あり |
Raspberry Pi 3 A+ (2018年発売)
価格:3,300円
CPU | 4コア(1.4GHz) |
メモリ | 512MB |
電源 | micro-USB B |
サイズ | 65×56×12mm |
出力 | HDMI |
USB | USB2.0×1 |
メモリーカード | micro-SDカード |
Wi-Fi | あり |
Raspberry Pi 4 B (2019年発売)
価格:4,620円
CPU | 4コア(1.5GHz) |
メモリ | 2GB |
電源 | micro-USB C |
サイズ | 86×56×17mm |
出力 | HDMI |
USB | USB2.0×2 USB3.0×2 |
メモリーカード | micro-SDカード |
Wi-Fi | あり |
性能を比較
値段が安いzeroシリーズに焦点を当てて性能の比較をしてみたいと思います!
zeroシリーズの主な相違点は以下になります。
Raspberry Pi Zero | Raspberry Pi Zero W | Raspberry Pi Zero WH | |
Wi-Fi | なし | あり | あり |
GPIO | なし | なし | あり |
Wi-Fiは知っている方も多いと思うので割愛して、このGPIOについて説明をしていきたいと思います。
GPIOというのはラズパイとセンサーをつなぐ役割のモノとイメージすると分かりやすいと思います。
自分も電子工作は初めてで知らなかったのですが、これがないとセンサーを使用できないっぽいです。逆にこのGPIOピンがあると、センサーを付けて制御することが出来ます。
仕様用途によりますが、ロボットみたいなのを作ろうと思ったらこのGPIOは必須ですね!!
もしセンサーを取り付けるならzeroよりzero WHの方がトータルで安くなります。
ZeroにGPIOを取り付けるとなると、はんだ付けを自分でするなら+770円、はんだ付け不要のもので+1500円程度かかります。
それならZero WHを買った方が良さそうです!
もっと性能が良いモノが欲しくなった場合は、最新モデルのRaspberry Pi 4 Bを選べば間違いなさそうです。
まとめ
ラズベリーパイを価格と性能で比較してみました。
種類は多いですが、値段が安いzeroシリーズが使い勝手良さそうですね。
zeroシリーズを用途によって適切に使い分ければより安くすますことが出来そうです。
また、最新モデルのRaspberry Pi 4 Bが段違いで性能が良いので迷ったらこれで良いと思います。
実際に僕も買ってみて遊びたいと思うので、今後の記事を楽しみに待っていて下さい!
紹介したラズベリーパイはこのサイトで購入できます。
